水道光熱費シミュレーション
~業界で初めて「簡易計算ルート」に対応し、住宅性能計算がさらに簡単に~
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、ビルダーさまが設計する住宅の水道光熱費を試算するソフト「LIXIL水道光熱費シミュレーション」をリニューアルし、業界初となる「簡易計算ルート※2」に対応し、住宅の外皮性能も簡単に計算できる新仕様として、2017年11月15日から提供開始します。
LIXILは、住宅の基本性能を高め“健やかで快適な住まい”を実現していくと同時に、2020年に予定されている省エネ基準の義務化やZEHの普及を見据え、ビルダーさまにおける住宅性能計算の省力化や見える化に取り組んできました。
このたび、リニューアルする「LIXIL水道光熱費シミュレーション」では、これまでの水道光熱費および一次エネルギー消費量試算の機能に加え、新たに住宅の外皮性能も計算できる機能を追加し、住宅性能計算の「簡易計算ルート」に対応する仕様としています。これにより、ZEHなどのより高い省エネ住宅の評価に必要とされていた複雑な住宅性能計算も簡単に行えるようになります。
新しい「LIXIL水道光熱費シミュレーション」は、外皮性能計算から一次エネルギー消費量計算までを一気通貫でできる業界初のソフトとなっており、断熱材の種類や、玄関ドアや窓、採用する設備機器などの商品を選ぶだけで、住宅の省エネ性能が自動で計算されます。省エネルギー性能の各種基準・制度に適合しているかどうかが一目で判定でき、一次エネルギー消費量を金額換算するので、シミュレーションした住宅の性能をすぐにお施主さまへご説明できます。さらに、外皮性能や一次エネルギー消費量の計算書もアウトプットできるため、性能表示や優遇制度、補助金等への証明・申請書類としてそのままご活用いただけます。
LIXILでは、高性能住宅の普及に向けて、このほかにも室温温度差のない“健やかで快適な住まい”を体感できる施設「住まいStudio」のオープンなど一連の活動を通じて、お施主さまへの啓発から提案、契約、設計、商品の選定までの活動をトータルでサポートしています。2017年12月には、「LIXIL水道光熱費シミュレーション」に、お見積りと連動して外皮性能計算に必要な開口部の性能値データを提供できる機能の追加も予定しており、今後も住まいの担い手であるビルダーさまに向けて、お施主さまの“いい住まい、いい暮らし”を実現する提案活動を続けてまいります。
「LIXIL水道光熱費シミュレーション」リニューアルのポイント
新しい「LIXIL水道光熱費シミュレーション」では、これまでの水道光熱費および一次エネルギー消費量試算の機能に加え、新たに住宅の外皮性能も計算できる機能を追加し、住宅性能計算の「簡易計算ルート」に対応しています。
断熱材の種類や、玄関ドアや窓、採用する設備機器などの商品を選ぶだけで、商品から性能値を自動で選定し、住宅の省エネ性能を自動計算します。納まりや仕様を選択し設定するだけの簡単入力となっているため、ビルダーさまの負担なく計算が可能です。
判定結果は、省エネ基準やZEH基準に適合しているかどうかが一目でわかるよう表示されます。さらに、外皮性能や一次エネルギー消費量の計算書をアウトプットできるので、各種制度や補助金などへの申請書類としてそのままご活用いただけます。
新機能追加について~お見積りと一緒に、簡単に開口部の性能値データを提供
お見積りと同時に外皮性能計算に必要なデータを生成し、そのデータを使って、開口部の性能値データ(熱貫流率・日射熱取得率)を一覧で表示します。本機能は、「LIXIL水道光熱費シミュレーション」とあわせ、「LIXIL外皮性能計算ソフト」もリニューアルすることで、新しく追加されるものです。本機能により、さらにスピーディーに、より高い性能値(自己適合宣言書)を選択でき、簡単に外皮性能計算ができるようになります。
POINT1 データ集めもラクラク!
物件ごとに、開口部の熱貫流率・日射熱取得率の一覧データをご提供。開口部ごとに「建具とガラスの組合せ」や「自己適合宣言書」の性能値を一覧で表示し、使用する性能値を簡単に選ぶことができます。
POINT2 入力作業もラクラク!
外皮性能計算ソフトにデータ取り込みが可能なので入力の手間もなし。
※LIXIL外皮性能計算ソフトご使用の場合
POINT3 申請準備もラクラク!
証明のための自己適合宣言書も一緒にご提供。申請の際の添付資料としてもご利用できます。